集まりの場などで、自分の意見がなかなか言えないことがありますか?
もしその理由が過去のトラウマや幼少時の経験からきているとしたらSE™療法で解決は可能です。
問題を解消して、堂々と自分の意見が言えるようにしていきましょう。
自分の意見が言えない理由
1. 意見がない場合*
自分の意見がないことが原因かもしれません。
これは、育った環境や親の過保護、過度な口出しによる影響が考えられます。
例えば、親が常に子どもの考えを先回りして「これがいいんじゃない?」と決めてしまうと、子どもは自分で考える機会を失い、自分の意見を持ちづらくなります。
また、親がすでに正解を持っていて、子どもの意見がそれと違うと却下される場合、子どもは「意見は常にジャッジされる怖いもの」と認識し、意見を言うことに抵抗を感じるようになります。
2. 意見はあるが勇気がない場合
意見はあるけれど、それを発言する勇気がない場合もあります。
挙手して皆の前で自分の考えを述べることに対する不安や恐れから、発言をためらってしまうのです。
特に、過去に発言して恥ずかしい思いをした経験があると、それがトラウマとなり、ますます発言しにくくなることがあります。
例えば学校で、勇気を出して挙手をしようとします。
人は勇気を出すことで交感神経が活発になるので、ドキドキして呼吸も浅く、戦闘モードに入ります。視野が狭くなり周囲の音も聞こえづらくなりますので、周囲で起こっていることを見落としがちになります。
そのためやっと発言できたとしても「それさっきAさんが言ったよ!」となり、ドッと笑いが起こるかもしれません。
そうなるとせっかく勇気を振り絞って発言をした行動が恥の体験となってしまますね。
実はこれは筆者の経験です。
3. 声が小さい場合
意外かもしれませんが、地声が小さい、あるいは声がくぐもってしまうために、発言しても周囲に聞こえないという問題もあります。
これにより、自分の意見が伝わらないことがストレスとなり、発言を避けるようになることもあります。
フランクな場で挙手などせずに自由に話し合う場合には不利になってしまうでしょう。
解決方法
大まかに以上のような経験を辿って大人になっても意見を言うことが苦手になる方は多く見受けられます。
1、2の場合は、「それは過去の不適切な経験によるもので、今はもう大丈夫」と自分に言い聞かせてみてください。
何度か繰り返しても解消しない場合は、**SE療法**(ソマティック・エクスペリエンス)などの方法で、脳幹に記憶された体の反応にアクセスすることで解決することが可能です。
自分の意見を持ったり、発信することは自分自身を大切にし、他者と対等にコミュニケーションを取るために重要です。
過去の経験を乗り越え、自信を持って意見を言えるようになるための一歩を踏み出しましょう。
問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。