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自分を大切にするーわがままになってみるー

自分を大切にできない

「自分を大切にする」ことが具体的にはどのような行動なのかを一緒に考えてみたいと思います。

セッションでクライエントさんからよく聞かれる質問に、「自分を大切にすることは自分を甘やかすだけではないでしょうか?」というものがあります。

皆さんは甘やかしとわがままをどのように捉えていらっしゃいますか?

自分の気持ちの受け止め方が行動の質や結果に影響する

例えば、失敗したときに優しい言葉をかけることや、やりたくないことがあったときにその気持ちを素直に受け止めることが、自分を大切にすることにつながります。

逆に、気持ちを受け止めずに自分を叱咤したり罵ったりすることは、自分を粗末に扱うことにつながります。この違いはとても大きいのです。

なぜなら、自分の気持ちを受け止めることが、行動の質や結果に大きな影響を与えるからです。

いくつか具体例を挙げてみましょう

学生の場合

試験勉強をしたくない時

受け止める: 部活で疲れているから当然だよね。一時間だけ寝てスイーツを食べてから勉強に取りかかろう。夢があるから勉強も頑張りたいし。

受け止めない: 部活で疲れているのはみんな同じ。いつも寝てばかりでぐうたらしている!
少しはやったら?

社会人の場合

仕事に行きたくない時

 受け止める: 嫌いな同僚がいるし忙しいのも分かるよ。そんな中でよく頑張っている私は偉い。今年の夏には彼氏と海外旅行を計画しよう。それをモチベーションに今を乗り切ろう。

受け止めない: 嫌いな同僚とうまくやっている人もいるのになぜ私はできないの?忙しいのはみんな同じでしょ。もう旅行なんてどうでもいい!

子育て中の場合

子どもが言うことを聞かない時

受け止める: 子どもが言うことを聞かずに辛い自分を労る。仕事もフルでこなしていて毎日本当によくやっている。
(自分の辛さを受け止めると子どもの辛さも見えてくる)子どもも学校や塾、厳しい担任でストレスが多いかも。

「今夜はプチ贅沢でピザを取ろう!」子どもたちも喜んで、自分も手抜きで楽。

受け止めない: ママ友はうまくやっているのに、うちの子が言うことを聞かないのは私のせい?
と自分を責めると子どもを責めることにもつながり、バトルが終わらない。

自分を受け止める経験の大切さ

上記の「受け止める」の例に出てきたスイーツ、海外旅行、ピザなどをわがままや甘えと感じる方もいるでしょう。

これは、「学生であれば勉強が当然」という考えを持った親御さんなどから厳しいしつけを受けて育ったからかもしれません。

しかし、逆に親から「そんな日もあるわよ」と受け止めてもらう経験をしていると、大人になってからも自分で自分を受け止めることができるようになります。

ここで大事なことは、やりたくないことやままならない現状を否定せずに、その気持ちをそのままいったん受け止めることです。

受け止めた上で現実にどう行動するかは別問題です。スイーツ、海外旅行、ピザは行動の助けとしての方法論になります。

ぜひ!わがままになってみましょう

わかりづらい方は、「わがままになってみる」ことを始めても良いかもしれません。

「やりたくない」と思ってもいいんだと感じてみましょう。わがままと感じる自分を少しずつ生活に取り入れて練習してみてください。

問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。

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