日々の生活の中で、何かあるたびに不安ばかりに目が向いてしまうことはありませんか?
不安よりもワクワクすることに目を向けた方が、あなたの周りの人たちに与える影響がかわってきます。ここではその理由と対処法をお伝えします。
不安にばかり目を向ける
たとえば、明日会社で大切なプレゼンを控えていると、誰もが緊張し、ドキドキすることでしょう。
そんな時、不安なことばかりを探し始めるかもしれません。
「もっとできたかもしれない」
「最後の詰めが甘いような気がする」
「他の人はもっとすごいプレゼンをするはず」
と気になることばかりです。
白い玉と黒い玉で例えると
これは、箱の中に99個の白い玉があっても、その中のたった1個の黒い玉に気づいてしまうようなものです。
それだけが気になり、まるで黒い玉だけが大きくなったかのような不安に陥ることがあります。
そして、その対処にあがいてしまうのです。
しかし、既にできている99個の白い玉に目を向け、そこに磨きをかける方が、より良いものができる可能性があります。
自信とワクワクの波動
自信のある部分、強調したい部分はどこでしょうか?苦労して掴んだ部分もあったはずです。
この時、ご自身の中に広がりやワクワクする感覚を感じることができれば、それは強みとなります。
人は他者の言葉やしぐさから得るものの他に、発信している人が醸し出す波動を受け取ります。
波動は、その人が持っているオーラのようなものです。
芸能人のようなオーラではなくても、その人がワクワクしたり、自信を持っていたりする時の波動を他の人は受け取るのです。
不安な部分が気になりながら心配をして発表する人と、多少のミスがあっても自信を持って喜びを感じながら発表する人では、後者の方がより良い波動を聞く人に与えることでしょう。
不安と喜びが与える印象の違い
このことから、発表に限らず、日々の生活、遊び、仕事、瞬間瞬間において、その人が不安に駆られているのか、喜びに満ちているのかで、周囲に与える印象が大きく変わることがわかります。
良いことがあった時に喜ぶのもいいですが、たとえ良いことがなかったとしても、既に得ているもの、できたこと、良い方向に目を向けて自分がワクワクしている状態を意識することが大切です。
強みを見つけるためのステップ
普段から小さい不安の種に目が行きがちな方は、一旦そこから離れて、できていること、既に得ているもの、自分の強みに目を向けてみましょう。
この時、自己評価が低い方はとっさに思い浮かばないことがあります。
ですので、落ち着いた時に自分の良いところを書き出してみるのも良いでしょう。
そんなものは「ない」と断言する方もいますが、実際にはそんなことはありません。
そういう時は、他者が自分を評価した言葉を思い出してみましょう。
それが意外と真実だったりします。
問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。