web・電話・オンライン

ーカレンダーで空き状況をご覧くださいー

ご予約はこちら

うちの親は毒親なの?

毒親

結婚がきっかけで気づく場合

自分が毒親に育てられたと気が付くのは、結婚が契機になる方が多いようです。
結婚前の準備段階でもめたり、なんとかそこを通過したとしても気がつく機会は常に訪れます。

自分の親を恥ずかしく感じたり、あるいは自分自身の心の行き場を失ったり・・・
新たな家庭の中で、あなたはそのこととどう折り合いをつけていくのか?

大切なことはなによりもご自身の心の傷に気が付くことです。

嫁ぎ先との違いに驚く

結婚は、初めて自分が育った家庭以外の家族を身内の立場から見ることになるため、あたたかい親子の情に触れてご自身のこれまでの親子関係を振り返る機会が自然と訪れることでしょう。

特に親が子どもを信じ、信頼する姿は深い愛情の表れとして驚きに値すると思います。

これまで、ご自身の親御さんからされたこと
例えば、失敗することを前もって予知され、先回りをする言葉がけをされ続けてうんざりしている毒親育ちの子どもに比べて、愛情深い親は「あの子は大丈夫」と子どもの力や頑張りを信じ、待ちます。

仮に思うような結果が出なかったとしても一緒に残念がってくれて、そして「まだまだあなたはこれからよ」と励ましてくれるのです。

毒親は子どもが失敗をすると「ほら見たことか!」となじり、自分の言う通りにしなかった罰が当たったかのような怒りを向けてきます。
そんなふうに養育された子どもはやりたいことがあっても失敗を恐れるようになります。

そしてその失敗を恐れる心や痛手は子ども時代だけには終わらず、生涯を通じる性格のようになってしまうことがあるのです。

我が子の育児がきっかけでフラッシュバックが起こる

「自分の育った家庭とは何か違う・・・」との違和感を初めて経験する中で、わが子の育児が開始されます。
夫の家庭の深い愛情に触れ、ご自身は今後何を選択していけばよいのか、とても迷われ困惑することでしょう。

心理学の知識のない一般の方は「良い方を選ぶだけでしょう」?と思われるでしょうけれど、そう簡単ではないのです。
親から疑われたり、支配されたり、心無い言葉がけをされてきた子どもは心に多くの傷を抱えたまま大人になっています。

また、自分が育った家庭で起こったことがご自身のベースとして定着しているのです。そのためご自身のお子さんの子育ての経過の中でそのことがフラッシュバックし、ベースが覆るほどのショックを受け、心の傷が明るみになり苦しむことになってしまいます。

実母を正すことでは解決は図れない

どうしてもその憤りが実母に向けられてしまいがちですが、当の母親ご本人はそれが正しいと思ってこれまで疑いもせずに生きてこられたわけですから、ピンときません。

理解できる親は実際の話、皆無に近いのです。

ですからどうぞ、実母にわかってもらおうとすることにエネルギーを注がないでください。

心の傷を癒すことで子育てを楽にしていく

それよりも、ご自身の心の傷が我が子の子育てに影響がないようにしていただきたいと思います。
愛着障害の権威である精神科医の岡田尊司先生や
同じく精神科医の神田橋條治先生は

我が子に愛情を注ぎ育児を経験することでご自身の愛着障害を克服する場合もあると御著作の中で仰られています。
また、お子さんがいらっしゃらない方は動物を飼ってそのぬくもりに触れることでも大きな効果があるとされています。

また、愛着障害を扱っている医師や臨床心理士にカウンセリングが受けられるととても良いでしょう。

ぜひ、ご自身の傷を癒す方向に目を向けて、これからの人生を楽しんでいただけますように。

問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。

RESERVA予約システムから予約する 友だち追加

タイトルとURLをコピーしました