カウンセリングを考えている方にとって、カウンセラーとの相性や、自分の感情をどう扱われるかは大きな不安要素です。
相性の見極め方や、カウンセリングの場で感情を解放することの大切さについて解説し、特に当ルームで取り入れているSE™療法の効果についてもご紹介します。
カウンセラーとの相性を確認する方法
カウンセラーとの相性が気になる方は、事前にカウンセラーのホームページで性別や年代、雰囲気などをチェックするのがおすすめです。
書かれている記事を参考にすると、よりそのカウンセラーの特徴がわかり、自分に合っているかどうかを感じ取れるでしょう。
なんとなく「この人は苦手そうだ」や「この人なら話しやすそう」という感覚も大切にしてください。
ただし、資格を持ったカウンセラー(例えば臨床心理士)は、相性に関係なくプロとしての技術を駆使して対応するため、相性によってカウンセリングの質が下がることは基本的にありません。
安心してカウンセリングを検討してみてください。
「叱られるのでは…」と不安な方へ
カウンセラーに「自分も悪い」と言われるのではと心配する方も多くいらっしゃいます。
特に愛着障害を抱える方は、否定される経験が多かったために「また否定されるかも」という恐れを抱きがちです。
もしカウンセリングの場で「あなたにも悪い部分がありますね」と直接的に言われた場合、そのカウンセラーとは相性が良くないかもしれません。
たとえば、親御さんが口うるさく干渉し、あなたがイライラして物を壊したり暴言を吐いた場合、「親も悪いけれど、あなたもいけない」という道徳的な見解だけを示されるのは不適切です。
あなたが社会的、道徳的にいけないと感じることは理解できると思いますが、カウンセリングでは心理的な視点で苦しみに寄り添い、
「よくここまで頑張ってこられましたね」と肯定的に受け止めることが重要です。
感情の扱い方がカウンセリングの鍵
カウンセリングを検討される方は、頭の中で悩みがぐるぐると巡り、うまく話をまとめられないと感じるかもしれません。
その場合でも、無理に整理して話そうとせず、思ったままに話すことをおすすめします。
カウンセラーは物語として話の筋を追うのではなく、その話の中であなたがどんな感情で状況を受け止め、どこに傷ついているのかを丁寧に探っていきます。
そのため、完璧に整理して話すよりも、そのままの状態でお話ししていただくほうが有益なこともあります。
SE™療法での感情解放のメリット
感情が溢れ出すことが心配かもしれませんが、実は日常生活では私たちは大きなエネルギーを使って感情を抑え込んでいることが多いのです。
カウンセリングルームという安心できる環境では、抑えた感情を自然に解放することができます。これにより、大切なエネルギーを本来の目的に使うことができるようになります。
当ルームで取り入れているSE™療法(ソマティック・エクスペリエンス療法)では、この感情の活性化を利用してカウンセリング効果を高めています。
感情の起伏を心配される方も、その感情をうまく活用できると考え、安心してカウンセリングに臨んでいただければと思います。
問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。