青い空との出会い
最近引っ越しをしました。
家選びの条件は「眺望が良いこと」一択だったかもしれません。
今、新しい住まいの窓から広々とした青い空を眺めると、こんなにも空が見える生活を求めていたんだとつくづく感じます。
空の彼方には山々の稜線が連なり、天候によって表情を変えます。
遠くの山々と近くの山々は普段は重なって見えますが、低い雲や霧、霞が立ち込めると、陰影が浮かび上がり、美しい景色を織りなします。
25年のカウンセリング歴
私の人生を変えてくれたのはカウンセリングでした。
長い道のりでしたが、SE療法に出会い、SEプラクティショナーから「最後のピースがはまりましたね」と言われるまで、自分の変化を実感しました。
「空が遠くまで見える家に住みたい」という願望は、その長いカウンセリングの過程とSE療法の成果から湧き上がったのでしょう。
傷のある心
心に傷を抱えた方は、本当に望んでいるものがなかなか見えないかもしれません。
たとえば、親が支配的で自分の思い通りにいかないと、すぐに機嫌が悪くなるタイプの場合を考えてみましょう。
子どものあなたが、着たい服や習い事、友人、進路など、自分の希望を優先させずに親の機嫌を取ることを選択して生きてきたとしたら、その過程で自分が親に従うことこそが自己保護の最善の方法だと学びます。
その考え方は大人になっても根付いており、就職後も上司や同僚に従ってしまうことがあります。
その結果、「何がいいの?」と問われても、「なんでもいい」という返答が出やすくなり、個性に欠け、曖昧な人という印象を与え、周囲の人を戸惑わせることもあります。
中間管理職になっても自己表現が難しいと感じることもあるでしょう。
自分がわからない
「私は一体何をしたいのだろう?」と自問するものの、答えが見つからない場合もあります。
なぜなら、幼少期に自己を守るために体に染みつけた「自分の意思を持ってはいけない」という感覚を簡単には変えることができないからです。
あるいは自己の個性を見出すことができても、その考え方に体が反応し拒絶することがあります。
なぜかというと、生死に関わる重要な事柄として「そんな考えは持ってはいけない」という感覚が体に刻まれているからです。
心の縛りをケアする
これらの体からの防衛反応を緩和させることで、徐々に縛りのない、本来の自己に出会うことができるでしょう。
その心に出会うためには、従来の対話型カウンセリングでも可能ですが、SE療法は特に画期的だと感じます。
私が「どこまでも続く空が見える家に住みたい」と感じ、それを実現できたのは、この縛りのない心に出会えたからです。
人は本来の力を発揮するためには、心の傷を癒す必要があります。
多くの人が、本来の力を発揮できるよう、心の傷を癒すサポートを提供していきたいと思います。
問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。
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