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親子の役割逆転で育ったことに気が付きましょう

◇親子の悩み

子どもは本来、甘えたい時に親に甘えて愛情をいっぱい注がれる中で、一人の人間としての自信などを身につけて成長していきます。

けれども、精神的に余裕のない親に育てられた場合は、親が子どもに甘える『役割逆転の現象』が生じます。

もしあなたがそんな子ども時代を過ごされたなら、できるだけその役割は捨てて自分の心を取り戻していただきたいと思います。

親御さんになんらかの問題がある場合に、役割逆転が起こります

例えば

・母親が子ども時代に十分に甘えを経験していないため、物足りなさを子に求めてくる

・父親がDVや酒乱などのため、母親は父親の方に気持ちが取られ子どもどころではない

・母親が精神的に不安定なため、子どもが親をあてにすることができず、学校からのお手紙や必要なものは自分で用意しなければならない

・家庭で嫁姑問題が勃発していて子どもが母親と祖母の愚痴のはけ口にされてしまう

日常的に親の役割を背負わされる

このような養育環境のもとでは子どもに、親の身の回りの世話、食事の支度、下の子どもたちの世話、買い物などの仕事を担わされることがあります。

それだけではなく

「あなたはいい子」
「お母さんはあなたがいるから助かる」

と言われながら親の役目を背負わされるため、子どもの立場としては逃れる術がありません。

なぜなら子どもは誰もが親に愛されたい
認められたいと願っていますので

・親の要求に答えて褒められる
・頼りにされること

は子どもにとっては喜びでありその家で生きていくための手段になっていくからです。

大人になっても自分の心にアクセスできない

しかし、本来であれば子どもは必要な時期に必要なだけ親に甘えることで
安全基地としての愛着が定着し
自尊感情など人間として自立するために大切な力を身につけるわけですから、その機会を失ったまま大人になってしまうことになります。

そのような環境下で育つと、長じてもいつも不安で自信がない、自分が何を望んでいてどうしたいのかさえもわからない
そんな不安定な心の大人になってしまう可能性があります。

社会に出て働き始めていたり結婚をしていたとしても
自信のなさなどの苦しさは続き
ひどい時にはうつ状態になったりすることもあるのです。

また、なにかのきっかけで幸いにもそのことに気がつかれたとしても
簡単にはご自身の感情にアクセスできないかもしれません。

感情を持つことはその家では生き伸びられないことを意味していたでしょうから、生きる手段として感情を遮断していた可能性があるのです。

役割逆転による後遺症が

例えば

お姉ちゃんはしっかりしていると言われ続けて役割に生きていた場合
学校で辛いことがあり本当は

お母さんに聞いて欲しい
慰めて欲しい
思い切り泣いて抱きしめて欲しい

と思っていてもそれができずに我慢をします。

また子どもが親であるかのように親の面倒をみることで
親はどんどん甘えに拍車をかけてくるでしょうし

あなたは親の面倒をみて感謝されることで自分の存在価値を認めるようになっていきます。

自分を取り戻すことに力を注ぎましょう

あなたがすでに大人になっていて
親子の役割逆転を経験している方の場合には
できるだけ『親の親』としての役割を果たしてきたことに気づき
少しずつでもいいのでその荷を降ろす努力を始めましょう。

3回に1回は親からの甘えを断り、だんだん断る回数を増やしていくといいでしょう。

もうこれ以上、その役割を果たさなくても良いと思える安全な状態になってから
これまでの役割により失ったご自身の感情を取り戻す作業を開始していただきたいと思います。

そのために私たちのような専門家の助けをぜひ借りていただきたいと思います。

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