人の言葉にすぐに傷つくことはありませんか?

周囲の誰もがあなたに対して言いたいことを言ってくるように感じられますか?
そう感じていたとしても、心のフィルターを変えるだけで、楽になることがあります。
打たれ強いあなたを目指して練習をしてみてくださいね。
気にしすぎる理由は心のフィルターにある

理由は違っても気にしすぎる方たちは、周りに機嫌が悪い人がいると、ドキドキしたり、自分が相手をなだめなければならない気持ちになりソワソワするかもしれません。
そういう方は、人の言葉に過敏に反応して傷つくことが多いようです。
ただ、その理由の一つとしてご自身の心のフィルターがすでに「傷」色になっているがための反応も多く見受けられます。
相手の言葉をどう受け止めていますか?

例えば、今あなたは仕事をしたいけどもなかなか一歩が出ない状況だとします。
そのせいで悶々とした毎日を送っているとしましょう。そんな時に友人に会い「仕事してないの?」と聞かれるとどうでしょうか?
心の中は
私だってバリバリ仕事をして頑張っていた時があるのに!
そんな言い方しないで欲しい。
私が臆病だと言いたいのかも。
と、まるで相手に傷つけられたような気持ちになったりします。
さらに「余裕あるのね」と言われたら?
心の中は、
私は余裕なんてあるわけがない。毎日節約してがんばっているのに、と悲しくなるでしょう。
視点を変えると真逆の内容だったりします

でも視点を変えてみると友人は、ご自身が働かなければ生きていけない環境なので余裕なく仕事をしているのであり、仕事をせずに生活できているあなたを単にうらやましく感じただけかもしれません。
あるいは仕事をしているかどうかの確認をしただけかもしれません。
このように相手が何を目的に質問をしたかは、相手のみぞ知ることなので、
もしそのことであなたが嫌な気持ちになったとしたら、
それはあなた自身の心のフィルターが言わせているのかも?
とふと立ち止まって考えてみるといいでしょう。
心のフィルターはなに色ですか?

あなたが友人に対して使用した心のフィルターが
『私は仕事をしたいけど躊躇していて、一歩が出ない。あ〜あ・・・』という色だとしたら
上記のような誤解で落ち込んでしまいます。
では違う視点に立って
『相手の状況や立場は今、どうなのだろう?』という色の
フィルターを使用してみると
・そういえば友人は生活に余裕がなくて貯蓄もないって言っていた。
・仕事をしないわけにいかないのね。
・私のように躊躇している余裕もないってことかも。
となるでしょう。
むしろ自分が傷つけられたというよりは、「あなたは余裕があっていいわね・・・」と感じているのかもしれないということがわかってきます。
そうなってくると出てくる言葉は
「がんばってねと励まそう」
となるでしょう。
相手の言葉が同じであっても、あなたの受け止め方次第でずいぶん大きな違いになります。
あなた自身の心のフィルターの色に敏感になりましょう

このように
自分自身がストレスを抱えていたり、解決しない問題を持っていたりすると、知らず知らずのうちにそのフィルターをつけて他者と接することになります。
そのことにより傷ついたりしないよう、今のご自身のフィルターの色に敏感になっていただけるといいでしょう。
問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。

