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コロナ禍をストレスフリーで過ごす方法

◇心の悩み

ストレスフリーの思考を手に入れる

長引くコロナ禍でストレスがピークになっている方がいらっしゃることでしょう。
こんな時はどんなふうに心を奮い立たせて過ごすといいのでしょうか?

心の持ちかたはその方の日頃の物事の捉え方と深く関係しています。

一つの方法として今まで見えていなかったことに気がつくことがあります。

そのことに気がつくだけで、状況はなんら変わらなかったとしても心が晴々とすることもあるのです。その方法を手に入れてコロナ禍をストレスフリーで乗り切りましょう。

いつ終わるの?

コロナ禍はもうすでに3年目に突入して今なお猛威を奮っています。

ご相談の中でも

「いったいいつまで続くの?」

「いつになったら元の生活に戻れるの?」

「誰とも会えなくてストレスがたまる」

とうかがうことがあります。

本当にいつになったら…と思わずにいられないですね。

元に戻ろうと思わないこと

このような時の考え方として

元に戻ることを望んで生活をしているとストレスが強くなっていくことが多いです。

コロナ禍以前の生活をベースにした考えなので収束しない限りは、毎日「まだ戻っていない」と確認作業をすることになるからです。

そんなときは元の生活に戻ることだけがコロナ禍の苦しみから解放される方法ではないかも、と少し考え方を変化させてみます。

なぜなら、完全に元に戻ることは社会の流れの中では難しいと見るほうが自然だからです。

一つ例をあげてみましょう。

大企業では在宅ワークを取り入れているところが多く、会社によってはコロナ禍に関係なくこの先はずっと在宅ワークを基本とするとの話を聞きます。

するとその会社に出入りしていた自動販売機の業者さん、カフェ、レストラン、交通の流れ、駅周辺の経済などが他に販路を求めるなど変わります。
これ一つをとっても社会の大きな変化です。

「私はそんな大企業で働いていないから」と思われるかもしれませんが、世界規模の変化が起きていることを考えると、何の影響も受けないことはないでしょう。

変化の波に乗ってストレスを小さくする

もしもあなたが

買い物に行っても立ち話をせずにカフェにも寄らずササっと帰ってくることを寂しいなと感じたら、「でも時間を有効に使えてよかった」と思うこともできるでしょう。

このようにコロナ禍による良い変化を見落とさないようにすることは波に乗る一つの方法です。

ここでまた例をあげましょう。

Zoomに代表されるオンラインシステムの普及は目を見張るものがあります。
今では老いも若きも得手不得手も問わずに多くの人が利用しています。

オンラインの仕事が増えたことでおうち時間が増え、部屋の模様替えや過ごしやすいスペースのあり方などに取り組む方が多くいらっしゃいます。

おうちご飯で手料理の登場が増えた人、

小さな子どもの成長を側で見る機会を得たことを喜ぶ若いパパさんもいらっしゃいます。

公立の学校では全生徒にタブレットの配布と、すぐにオンライン授業を開始できる体制を整えたことで、貧富の差を問わずに子どもたちが一様にPCを扱えるようになっています。

そしてこれまで不登校だった子がオンラインで授業参加ができるようになった例もあります。

見過ごしている良いことはない?

このようにコロナ禍がなければ、何年もかかっていたかもしれない社会の変化を短期間で成し遂げたことはすごいですね。

きっと皆さんの身近でも探してみるとコロナ禍による恩恵はあるのではないでしょうか。

亡くなられた方や後遺症に苦しむ人、職を失った方などもいらっしゃいますので恩恵という言い方は適切ではないかもしれませんが、良いこと見つけをしていくことの心への良い影響という視点でお伝えしています。

良いことの裏には悪いこと、その逆もしかりでそれは常にセットで存在することが多いのですが、メンタルが弱めの方はどちらかというと悪いことにばかり目がいってしまう傾向があるようです。

良いこともあるはずなのにそのことは悪いことに覆い隠されて見えなくなっている状態とも言えるでしょう。

あえて、悪いことを横に置いて「よかったこともあるんじゃない?」とご自身に問いかけてみていただきたいと思います。

ご相談の中でご主人のお酒癖の悪さに困っていた方は「コロナ禍で飲み会が減ってよかったですね」とお伝えすると「あ!本当だ」と気がつかれました。

また、「誰にも会えなくてストレスがたまる」と仰っていた方は「対人関係の悩みからはしばし開放されますね」とお伝えすると「そういえば私、人付き合いに悩んでいたんですよね」と思い出されました。

コロナ禍と共に進む

いかがでしょうか?

これはコロナ禍に限らずさまざまな生活のシーンで適応できる視点だと思います。

ぜひ、よかったことを探し出して解放されたストレスもあることに気づいていただければと思います。

そして、不便もまだまだあるけれど、いいこともあるコロナ禍と共に進むイメージを持っていただけるといいでしょう。

問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。

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