自分を大切にする方法ってあるの?
「自分を大切にする」ってよく聞く言葉ですが実際はどうやるのでしょう?
まずは、自分を大切に扱っていないことに気がつくことです。
気がつくことができたら、あとは実行あるのみ!
自分を大切にできるようになって、最終的にはご自身が誰よりも自分の理解者になれるといいですね。
そうすれば、元気な自分に会えるのももうすぐです。
自分を邪見に扱っていないか?
ご相談を受けていると、他者は大切にするけれど、自分を大切にできない方が多いことに驚きます。
自分を大切にする人は他者からも大切に扱われます。
できない人は、残念ながらその逆となってしまうのです。
自分に対して
・ひどい言葉掛けをする
・我慢を強いる
・ギリギリいっぱいまで頑張り続ける
・褒めない
こんな方は要注意です。
たとえば何か失敗したりした時に
「私なんかどうでもいい!」
「生まれてこなければよかったのに…」
「どうせダメなの」
こんなふうに言葉掛けをしていませんか?
3歳の自分にその言葉を言ってみる
そんな方は
3歳くらいの幼かった頃のご自身を思い描いて
同じ言葉をその小さいご自身に言ってみてください。
辛くて言えない方が大多数ではないでしょうか。
幼少時から何らかの辛い思いを抱えている方は、心の傷がその時のまま止っているので
体は大人になっていても、心が癒えていません。
心の傷は放っておいて自然に癒えるものではないのです。
そのため、ご自身を卑下する言葉は、傷を抱えた幼い自分に向かって毎日、浴びせているのと同じことになってしまいます。
大切な人に言う言葉に置き換えて
そんな時は、一番大切な友人への声かけに言い換えてみることです。
「残念だったね。」
「今は辛くて悔しいね。わかるよ」
「あなたがとても頑張ったこと、私は知っているよ」
最初の言葉とこの言葉。
3歳のあなたの表情を思い浮かべてみるといかがでしょうか?
きっと後者はにっこりされるのではないでしょうか。
こんなふうに日頃からご自身に思いやりのある優しい言葉掛けをしてみることです。
慣れないうちはこれまで通りに言ってしまうかもしれませんが
「あ!」と気がついたらぜひ言い直しをしてみてください。
「さっきはひどいことを言ってごめんね」
から始まってもいいかもしれませんね。
そして
「やるだけやったよね」
「今回は相手が悪かったね」
など、いろいろな言葉を探して声かけをしてみましょう。
自分を大切にするイメージがわきましたでしょうか?
常日頃、自分に厳しい言葉掛けをしている方は、逆に
「私は心に傷があるのかも?」
と気がつくきっかけにしてみてください。
心が頑丈な方は厳しい言葉にむしろ発奮してどんどん強くなれれかもしれませんが
「私はどっちかな?」
との視点を持ち、ご自身の心をのぞいてみてくださいね。
このように自分を大切にする具体的な方法を身につけて、少しでも心の傷を癒していくことで、本来の元気なあなたに一日も早く出会えますように。
問題が解決しない方は 銀座カウンセリングルーム こころね工房へどうぞ。お待ちしています。
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